フーパアクジキングの話
この記事はウルトラシャイニー発売後のカードプールで書いています。
今回はアクジキングGXをメインに据えたデッキの紹介です。
デッキレシピのリンクはこちら
- デッキのコンセプト
このデッキはクチナシでアクジキングGXを出すためだけのデッキです。
最近のアクジキングGXはガオガエンGXから出すのが主流ですが、あちらの場合
・2進化からクチナシをするため準備が多い。
・ガオガエンGXをサポートするカードを入れなくてはいけないためアクジキング用のUBサポートを積みづらい。
・ガオガエンGXの特性でダメカンが乗るためせっかくの耐久が生かせない。
などのデメリットがありました。
そこでアクジキングGXをサポートするカードを非GXのアーゴヨンとフーパGXに絞ることでアクジキングGXの良さを100%活かせる構築を目指しました。
- ゲームプラン
序盤は耐えのターン。フーパのローグリングでウルトラスペースやビーストリングなどのキーパーツを揃えながら盤面を作りましょう。
基裏でアーゴヨンを立てつつ手札からアクジキングを落としていくといった形で、できるだけクチナシを使える対象を増やしておきましょう。
中盤からはこのデッキのターンです。バトンやアーゴヨンの特性のおかげでエネが多くついたポケモンが複数立つのでどんどんクチナシを撃ってフーパGXやアクジキングGXを出し殴りましょう。
序盤の立ち上がりが遅いデッキなのでGX技は出し惜しみせずどんどん使っていっていいと思います。ここで如何にサイド差を埋めひっくり返せるかが大事。
非GXデッキ相手にはアーゴヨンで殴り合いをするのも大事です。後ろに立たせておけば特性のみで80点を出せるようになるのはかゆいところに手が届く性能をしています。
終盤はクチナシにサポート権を使う関係上少し息切れしやすいです。場のエネが枯渇した場合何もできなくなるのでできるだけ場のエネを大事にしましょう。
- 重要カード
・アクジキングGX
このデッキのメインカード。かっこいい。
種GXでありながらHP210という破格のステータス、通常技でも180点を出せるまさにエースです。
基本はクチナシでトラッシュから釣ってこれるように観光客やウルトラ調査隊で早めに切るカード。ウルトラスペースでいつでも持ってこれるので枚数は削ってあります。
クチナシ要因兼サブアタッカー
トラッシュのエネルギーを自身につけられる特性がとても強く、攻撃してよしクチナシしてよしバトンで後ろのアタッカーにエネをつけてもよしといった便利カードです。
このカードもウルトラビーストなのでアクジキングと同じUBサポート系カードの対象になるのも偉い。
・フーパGX
アタッカー兼序盤の潤滑油
序盤はローグリングでパーツ集め、中盤以降はダークストライクでゴリゴリに殴っていける優秀なGXです。
クチナシで場に出す要因としても優秀なので状況に応じで臨機応変に使っていきましょう。
逃げ0最強。
・クチナシ
このデッキのもう一つのメインカード
十分にエネをつけたアーゴヨンにこれを撃ちアクジキングやフーパで殴るのがこのデッキの基本の動きです。
ただしこのカードを使うターンは他のサポートが使えないのでグズマを使った奇襲がしづらいことに注意。
・ビーストリング
最強カード
言わずとしれたOPです。序盤でフーパのローグリングを使えば手札に貯められるため採用枚数は2枚。
・願いのバトン
中盤の命綱
序盤のフーパにつけたり中盤のアーゴヨンにつけて場にエネを残します。
エネ加速をアーゴヨンの特性とビーストリングに頼っているデッキなのでこれがないと終盤の失速が半端ない。割られないことを祈りましょう。
・悪エネルギー
アクジキングの餌
デッキのサブプランとしてアクジキングが食い散らかす場合があるのでエネは多め。
手札でだぶつく場合は観光客で切ってアーゴヨンの餌にしましょう。
- デッキを回した感想
コンセプトははっきりと決まっていたけど調整が大変だったこのデッキ。
最初はローグリングで持ってくるカードもわからず調整不足ということで負け続きでしたが、最近ようやく回るようになってきたかなという印象。
実際中盤の毎ターン180点連打やGX技でのサイド差逆転はかなり強いため回してて楽しいデッキでした。
ただしまだ事故率は低くないのでもう少し調整が必要そうです。